モデリング
Curveオブジェクトでパイプやホース形状の制作
「Screwモディファイアで回転体の制作」に引き続き、「歯磨き粉風のチューブ形キーホルダー」の作成です。前回、歯磨き粉風チューブのモデリングが完了しましたので、今回はリング状の金具を制作します。
制作方法としては、"Mesh"ではなく"Curve"オブジェクトを使用し、パイプやホース形状を制作するのと同じ要領でモデリングを行います。
まずは、元となるリング状のCurveオブジェクトを用意したいと思いますが、個人的に"Curve"の編集がどうも苦手なので、とりあえず"Mesh"で作成後"Curve"に変換したいと思います。
歯磨き粉風チューブ作成の際と同じように"Mesh"のプリミティブオブジェクト(今回は"Circle")を新規作成。形状を整えたら[Object] > [Convert to] > [Curve from Mesh/Text]を選択し、Curveオブジェクトに変換します。
Curveオブジェクトに変換が完了したら、Curve「Geometry」プロパティ内のBevel : [Depth]と[Resolution]で太さ・滑らかさを設定します。
設定が完了したら、先程とは逆に[Object] > [Convert to] > [Mesh from Curve/Meta/Surf/Text]を選択し、Meshオブジェクトに戻します。後は、「Subsurf」モディファイヤ等を設定すれば完了です。
同じ要領でもうひとつリング状の金具を作成し、「歯磨き粉風のチューブ形キーホルダー」の完成です。実際、マジすか学園「ネズミ(AKB48まゆゆ)」で使用する際は、かなり小さい扱いになるのでディテールは省略しております。質感に関しては、金属の部分など忠実に再現するか、フィギュアとしてABSやPVCといったプラスチック風に仕上げるか、現在検討中です。とりあえず全体のバランスを見て決めたいと思います・・・。