モデリング
顔のモデリング女性編〈その1〉
3DCGを始めるきっかけは皆さま色々あると思いますが、当時話題になった「テライユキ」などバーチャルアイドルを見て自分でも作ってみたいと思い3DCGを始めた方も多いのではないでしょうか?私もそのクチです。
ということで、今回は人物(女性の顔)モデリングに挑戦したいと思います。
まずは、正面から輪郭や目・口などの作成を行います。六角大王Superにも搭載されている左右対称なモノをモデリングする際、便利な機能「対称」モードを使用します。テンプレートをトレースしてより実際の人間に近いリアリティを求めるのも良いと思います。因みに私の場合、一応女性の顔写真をテンプレートとして使用しておりますが、最終的には目の位置を下げたり多少デフォルメしております。
次に側面から横顔の輪郭(対称中央線)を作成します。その際、正面で作成した目や口などの位置とつじつまが合う様に注意しましょう。
作成したラインを視点を変えながら立体的に編集していきます。様々な角度から確認して顔全体を立体的に把握できるようにします。この段階では個々のラインはまだ繋げない方が編集しやすいと思います。
筋肉の流れを意識しつつさらにラインを追加します。面を張り付けるガイドとなりますので、平行するラインのポイント数は出来るだけ合わせましょう。とは言え後でももちろん修正可能なので、まずは顔全体の形状を意識して・・・。
顔全体が立体的に把握できるようになったら、いよいよ面を張り付けていきます。まずは、目から始めたいと思います。(目は口ほどに物を言うと言いますし、私の場合気力が保たないので早いうちに重要箇所を片付けたいと思います・・・)この時点で眼球を用意し、それに沿って調整しながら面を張っていきます。
目を中心として外側に向かって面を張り付けていきます。ここでも眼球を意識しながら、まぶたが眼球を覆う様に面を張り付けましょう。
続けて鼻に向かって面を張り付けていきます。小鼻は輪郭をハッキリさせたいのでポリゴンの密度を上げます。因みに六角大王Superでは鋭角線の設定が可能ですが、他のソフトへのエクスポート等を考慮してなるべく使用しない方が良いと思います。
と、本日はここまで。現状をサブディビジョン・サーフェス機能(曲面化)を使って表示するとこんな感じです。
> 顔のモデリング女性編〈その2〉へ続く