その他/3DCG全般
ピクサーのRenderManが無料で利用できる!
ご存知の方も多いと思いますが、RenderMan(レンダーマン)とはピクサー・アニメーション・スタジオ(Pixar Animation Studios)によって開発されたレンダリング用ソフトウェアです。複雑なモデルやアニメーションでも高速かつハイクオリティな表現が可能で、ピクサーの作品以外にも「ターミネーター」や「スター・ウォーズ」、「ジュラシック・パーク」などでも使用されています。
そんなRenderManが、非営利に限り無料で利用できるそうです。しかも機能に関しては製品版と同じ!
8月に開催されるコンピュータグラフィックス技術の祭典「SIGGRAPH 2014」で製品版の最新RenderManと同時リリースされる予定です。気になる方は是非チェックしてみてください。
RenderManを扱うにはそれなりのプログラミング知識が必要なようで、私には無縁のソフトウェアのような気もしますが・・・。調べてみると何やら既にBlenderでもRenderManを利用している方々もいるようです。
とは言え、そもそもRenderManの恩恵に与るほどの作品が作れておりません。精進いたします。
詳しくはPixar's RenderMan®公式サイト(英語)をご覧ください。
http://renderman.pixar.com/
その他/3DCG全般
3DCGソフト&3Dプリンタで作ろう! オリジナル・フィギュア
久々の投稿で恐縮ですが、発売日が決定し情報解禁となりましたので、ここで宣伝させていただきたいと思います。
私Benjaminが執筆させていただきました「3DCGソフト&3Dプリンタで作ろう! オリジナル・フィギュア」が4月19日ソーテック社より発売となります。
本書は、無料の3DCGソフトを使用して3Dプリンタで出力可能なオリジナル・フィギュアのデジタル原型を制作するガイドブックです。
内容は、「Blender」の基本的な使い方、「Makehuman」の人物モデルを活用したリアル系フィギュアの原型制作、「netFabb Studio Basic」での出力データの検証・修復、ゲームエンジン「Unity」による二本足で自立出来るかの模擬テストなどとなっております。もちろん表紙に掲載されている女の子のデフォルメ・キャラのモデリング方法(Blender)も解説しております。解説しているソフトは全て無料で使用できるので、気軽に挑戦できます!
因みに、本書は3Dプリンタで出力するためのフィギュアのデジタル原型制作を解説しているもので、3Dプリンタの解説本ではございませんので、ご注意ください。
書名:3DCGソフト&3Dプリンターで作ろう! オリジナル・フィギュア
著者:Benjamin
体裁:B5・248ページ・オールカラー・CD-ROM付属
定価:本体2,800円+税
もしよろしければチェックしてみてください。
その他/3DCG全般
Perfumeのモーションキャプチャ〈BVH〉
既にご存知の方も多いと思いますが、"Perfume official global website"でPerfumeの3人が踊るモーションキャプチャデータ〈BVH〉が公開されております。ダウンロードできるデータは、あ~ちゃん、かしゆか、のっち、3人分のBVH形式ファイルと合わせて、サンプルでも使用されている中田ヤスタカさんによるサウンド、WAV形式ファイルとなっております。
3月末に公開されたこれらデータ、当初、即効でダウンロードしたものの放置状態に・・・。今更ではありますが、せっかくなので活用させて頂こうと思います。さて、右も左も分からないモーションキャプチャ・・・、私に扱えるのでしょうか。
> モーションキャプチャ(BVH形式)の読み込み へ続く
その他/3DCG全般
アマナイメージズが3D素材の販売を開始
仕事では、日頃から写真素材やイラスト素材でお世話になっている「amanaimages(アマナイメージズ)」。そのアマナイメージズが3Dモデルや3D用テクスチャなどのロイヤリティフリー素材の販売を開始しました。
取り扱っている3Dモデルは、人物や乗り物、インテリアなど、ファイル形式もMaya、3ds Max、OBJなどなど充実した品揃えとなっているようです。価格に関しては、単体で数百円とお手頃なモノから5、6万するハイクオリティなモノまで幅広く取り扱っております。
まぁ今度機会があったら、クライアントに頼んで(もちろんクライアントのお金で・・・)試してみたいと思います。
詳しくは「amanaimages.com」をご覧ください。
http://amanaimages.com/
その他/3DCG全般
おすすめ参考書「ゲームグラフィックス2010」
2009〜2010年に発売させたゲームタイトルの企画から制作までの行程を紹介している「ゲームグラフィックス2010」。私のような3DCG初心者には、プロがどのように制作をしているのかなどが解説されていて、とても参考になる一冊でした。(難しくて解らない内容も多々ありますが・・・)当たり前ですが、使用しているソフトは3ds MaxやMayaなど。しかしBlenderを使っている私にも十分見応えのある内容で勉強になりました。
PS3など家庭用ゲームもかなりハイスペックなモノが登場していますが、とは言え制限のある環境でいかにクオリティを高めていくかなど、技術面だけでなくプロの方々の情熱やこだわりが感じられとても為になったと思います。
話題の「ファイナルファンタジーXIII」やPSP版「メタルギア・ソリッド ピースウォーカー」などなど大物タイトルが満載ですが、基本的には「月刊CGWORLD」で掲載された記事が中心になっているので、毎月CGWORLDを購読している方には不向きかと・・・。