その他/Flash
Papervision3DでCOLLADA形式(.dae)表示(フリーソフトで・・・)
Papervision3Dとは、Flash(ActionScript2.0及びActionScript3.0)で使用できる3Dライブラリで、MITライセンスによって配布されています。Papervision3Dには元々プリミティブ・オブジェクトととして、Plane(板)やCube(立方体)、Sphere(球体)など数種類のオブジェクトが用意されています。しかしそれだけではつまらないのでオリジナルの形状を表示させたいと思う方、多いのではないでしょうか?3Dソフトで作成したオリジナルのオブジェクトをこのPapervision3Dで扱うためには、COLLADA形式(.dae)へのエクスポートが必要です。そこで登場するのが"Blender"。無料でありながらCOLLADA形式へ書き出し可能!私もこの件でBlenderを知り使うようになりました。
まずは、作業環境を整えます。Flashにおけるスクリプト言語ActionScriptを扱うためには、もちろんFlashがあればそれに越した事はありませんが、フリーソフトでも非常に優秀なFlashDevelopというActionScriptエディターがありますのでご安心を・・・。インストール方法など詳しくは「flashdevelop.jp」をご覧ください。私もFlashに関してMac版しか所有していないため、Windows環境ではこのFlashDevelopに大変お世話になっております。しかもこのFlashDevelop、Flashよりも優れている点もあります。もちろん無料というのはとてもありがたい点ですが、他にもエディターとしての補完機能はプロの方々も愛用しているのがうなづける程すばらしく、優れている点の1つです。
あとは、3Dライブラリ"Papervision3D"を用意するだけです。ダウンロードはこちらからどうぞ。因みに私が使用しているバージョンは2.0。現在バージョン2.1が公開されておりますが、当方では未確認のため悪しからず・・・。ダウンロードしたデータを解凍後、任意の場所へ保存します。今回はFlashDevelopをインストール時に作成したフォルダ内のsrcフォルダへダウンロードデータ内のorgフォルダを移動。
・・・という事で環境は整いました。では、次回FlashDevelop上での記述方法をご紹介します。
> Papervision3DでCOLLADA形式(.dae)表示〈記述方法〉へ続く