基本操作
拡大・縮小および回転情報のリセット(適用)
「Object Mode」で拡大・縮小や回転を行うと、記録されリセット(適用)をしない限り、その情報は残った状態になります。[N]キーを押し表示される「Transform Properties」で確認できます。因みに上記オブジェクトは、50%に縮小、Z軸を中心に−180度回転した情報が残されています。
もちろん、元の状態に戻したい場合など便利ですが、拡大・縮小や回転の情報が残っていると機能によっては不具合が生じるとのことなので、極力それらの情報をリセットした方が良いそうです。
私もこの件はつい最近知ったんですが、知るきっかけとなったのが「ポリゴン面表裏(法線方向)の表示」を行った際でした。通常、法線方向を示す(青い)ラインが表示されますが、そのオブジェクトが極端に縮小されていた為、そのラインも同じく縮小され最大値に延ばしても、ほとんど認識できず困りました。
ということで、早速「拡大・縮小および回転情報のリセット(適用)」方法をご紹介します。
[Ctrl]+[A]キーで上記のように「Apply Object」ウインドウが表示されるので、該当項目を選択します。[Scale and Rotation to ObData]は拡大・縮小および回転を適用、[Scale to ObData]は拡大・縮小のみを適用、[Rotation to ObData]は回転のみを適用します。
上記画像の通り「Apply Object」にて適用した各項目の情報がリセットされます。
ところで、放置している「人物(女性)の作成」をそろそろ再開したいと思いますが、何から手を付けていいのやら・・・。