モデリング
法線方向への拡大・縮小(オフセット)
ボディをモデリング後、Tシャツなど服のモデリングを行う際に有効な法線方向への拡大(・縮小)、いわゆる「Offset(オフセット)」機能を今回ご紹介します。以前、別の方法で「Shrinkwrap」モディファイヤを使用するやり方を投稿しましたが、「Shrinkwrap」モディファイヤ本来の機能とは異なる使い方でどうも納得できず、別の方法でもっと簡単な方法があるはずでは・・・と思い探っていたところやっと見つかりましたので、忘れないうちに覚え書きとして投稿しておこうと思います。
作業手順は「Shrinkwrap」モディファイヤと比べ至って簡単。まずは、「Edit Mode」で該当箇所のFace(面)を選択し[Shift]+[D]キー。マウスには触れず[Enter]キーを押せば同じ位置に複製されます。複製されたMeshを選択した状態のまま、[P]キーを押し、元のオブジェクトと分離させます。
「Object Mode」に切り替え分離させたTシャツ形状のオブジェクトを選択し再度「Edit Mode」に切り替えます。ここで[Alt]+[S]キーを押すと法線方向への拡大(・縮小)が可能になります。この機能は「Edit Mode」のみ有効で、「Object Mode」では"リサイズのキャンセル"となりますのでご注意ください。