スカルプト
2.66新機能「Dynamic Topology」
2月21日にリリースされましたBlender 2.66。やはり今回注目の新機能は「Dynamic Topology(ダイナミックトポロジー)」でしょう。いわゆる改良版スカルプトで、当ブログでも以前紹介した"Sculptris"と同様に、Multiresモディファイアなどで事前にポリゴンを細分化する必要がなく、編集を行った箇所のみを自動的に細分化してくれます。
では早速その新機能「Dynamic Topology」を試してみたいと思います。
お伝えした通りMultiresolution(Multires)モディファイアを設定する必要はなく、ここではポリゴンの粗いメッシュオブジェクトを用意します。
まずはモードを「Sculpt Mode」に切り替えます。Topologyパネルの[Enable Dynamic]ボタンをクリックするとDynamic Topologyが有効となります。(有効になると[Enable Dynamic]ボタンが[Disable Dynamic]ボタンに切り替わり再度クリックすることにより無効に戻すことが可能です)
後は通常のスカルプトと同じ要領でオブジェクトをなぞりモデリングしていきます。
少し前にSculptrisを久々に使用して改めて動作が軽いことを実感したのも束の間、今回少しですが新機能「Dynamic Topology」を使用してみて全く動作に支障なく、いよいよSculptrisの必要性が無くなってしまったような・・・。