その他/フリーソフト
スカルプトモデリングソフト「Sculptris Alpha 5」
スカルプトモデリングと言えばあまりにも有名な「ZBrush (ゼットブラシ)」。映画「ロード・オブ・ザ・リング」で使用され脚光を浴び、ゲーム業界の現場でも衣服のシワなどZBrushでスカルプトした凹凸をノーマルマップ(法線マップ)に適用するなど、スカルプト3DCGモデラーとしての地位を確立しています。Blenderにおいても以前投稿したように簡易的ではありますがスカルプトモデリングを行う「Sculpt Mode」なる機能が搭載されております。(バージョン2.5xでは劇的に進化するそうで楽しみです)
このように現在の3DCG制作において、なくてはならない存在のスカルプトモデラー。今回ご紹介するのはそのスカルプトに特化したフリーソフト「Sculptris Alpha 5」。
「Sculptris」とは、当初トーマス・ピーターソン氏が個人で開発したソフトウエアで、現在は、ZBrushの開発元Pixologic社と共同開発を行っているそうです。もちろん現在も引き続き、Pixologic社のWebサイトにて無償で配布されております。
何と言ってもこの「Sculptris」の素晴らしい点は"動作が軽い"。Blenderの「Sculpt Mode」とは違い事前にポリゴンを細分化しなくても、編集を行った箇所のみを自動的に細分化してくれます。私も今後是非使用してみたいソフトの1本です。
詳しくはSculptris公式サイト(英語)をご覧ください。
http://www.sculptris.com/
その他/フリーソフト
高機能画像編集ソフト「GIMP(ギンプ)」
3DCG制作おいて欠かすことの出来ないテクスチャ。そこで活躍するのが2D画像編集ソフトですが、フリーソフトでありながら製品版であるPhotoshop等の画像編集ソフトと比べても遜色のないレベルの機能を備えているのが「GIMP(ギンプ)」。
私の場合、仕事上Photoshopを使わざるを得ないため、実際に「GIMP」を使用した事はありませんが、参考書を読んだ限り驚くほどの高機能!扱えるファイル形式も豊富で、正にPhotoshop要らずっといった感じです。
そもそもWeb用のグラフィック編集を想定して開発された「GIMP」はCMYKカラーが標準対応しておらず、紙媒体など印刷用のデータ作成には向いていないようですが、3DCGのテクスチャ制作なら全く問題ありません。後は"腕"次第!?
詳しくはGIMP公式サイト(英語)をご覧ください。
http://www.gimp.org/
その他/フリーソフト
フリーソフト版3DCGモデラー「六角大王」
製品版「六角大王Super」の前身ともいえるフリー版「六角大王」。こちらは左右対称なモノのみ作成可能、テクスチャマッピングが出来ないなど製品版との違いはあるものの(フリーなので当たり前ですが・・・)ポリゴンモデラーとしては操作も簡単で初心者には非常にオススメです。DXF形式で書き出しが可能なので、Blenderなど他の3DCGソフトを併用すればハイクオリティな作品を制作することも可能です。
しかしモデリング方法が若干特殊なため、他の3DCGソフトですでにモデリング経験のある方にとっては「使い辛い!」なんて声もよく耳にします。
とは言え、せっかく無料で配布されているので是非お試しを!現在も(株)終作Webサイトからダウンロードが可能です。
詳しくは(株)終作Webサイトをご覧ください。
http://www.shusaku.co.jp/