Blenderについて
おすすめ参考書「Blenderビギナーズバイブル」
Blenderの参考書として私が最もオススメするのがこの「Blender Beginner's Bible(ビギナーズバイブル)」です。独特な操作性のため、なかなか取っ付きにくいと言われるBlenderですが、私も当初同様の感想を持っていました。しかしそこで断念せずに試行錯誤できたのは、この参考書のおかげと言えるでしょう。
内容はタイトルの通りビギナーズ(初心者)向けとなっています。基本的な機能、それら機能を使った応用などがとても解り易く解説されており、Blenderを初めて使用する人にとっては非常に助かる一冊だと思います。また、フルイドシミュレーションやソフトボディといった機能も紹介されており、読み応え十分です。逆に基本的な機能を習得済みの中級者以上の方には、物足りない内容かもしれません。
但し、この「Blenderビギナーズバイブル」発売されたのが2006年7月、解説されているバージョンは"2.41"。ご存知の通り凄まじい勢いで開発が進むBlender、現在の最新バージョンは"2.49b"とかなりの開きがあります。そのためマテリアルノード・コンポジットノードやスカルプトモデリングなどはサポートされておりません。
(個人的には、基本的な機能・操作を参考書で習得できれば、後はWebで調べるなど独学で・・・と割り切っているのであまり気になりませんが・・・)
もう1点、発売が2006年7月のため現在書店で見かける事はほとんどありません。オンラインショップなどでは、定価3,800円のところ中古で4,000円以上とプレミア価格となっております。なかには1万円超えで販売しているオンラインショップも・・・。さすがにこの値段ではおすすめするのも微妙になってきますが、もし古本屋など定価以下で見かけた際には是非!!