モデリング
人物(女性)のモデリング〈Mirrorモディファイヤ〉
人体など今回のように左右対称なモノをモデリングする際に便利な「Mirror」モディファイヤ。六角大王Superでもお馴染みの左右対称モードですが、もちろんBlenderにも同様の機能が搭載されております。では、早速「Mirror」モディファイヤを使用して人物(女性)のモデリングを行いたいと思います。
とりあえずプリミティブオブジェクトのCubeを新規作成します。テンプレートを参考にしながら胴体の向かって右半分に合うように変形します。左右対称になった際に重複してしまう内側の面を削除します。
「Modifier」タブ内の[Add Modifier] > [Mirror]を選択します。この「Mirror」モディファイヤはオブジェクトのピボットポイント(原点)を中心にミラーリングされます。なので[Transform] > [Center New(原点の再計算)]を行うと形状が崩れてしまいますのでご注意を・・・。
[Merge Limit]は設定した数値内であれば、ミラーリングの中心から離れていても自動でMerge(結合)してくれます。[Do Cliping]をONにすると頂点・辺・面を移動や変形する際、ミラーリングの中心から越えないようになります。
> 人物(女性)のモデリング〈胴体の作成その1〉へ続く
モデリング
人物(女性)のモデリング〈テンプレート(下絵)の設定〉
先日作成した「人体(女性)のテンプレート用三面図」を元にモデリングに入りたいと思いますが、まずはテンプレート(下絵)の設定を行います。
もちろん[View] > [Background Image]で下絵を配置する事は可能ですが、この方法だとどうも使い勝手が悪いので六角大王Superでも紹介した「テンプレート(下絵)の設定」と同様の方法で行います。
立方体を用意して要らない面を削除します。今回は人体(女性)のテンプレート用三面図の内、正面と側面を使用するので2面を残し、それに対してテクスチャマッピングを行います。Imageを貼り込む際、3D View上にテクスチャを表示するには、UVマッピングを使用します。その他の投影方法では3D View上にテクスチャが表示されません。(一応「Header」の[Game] > [Blender GLSL Materials]に変更すれば表示可能です)
UVマッピングが完了したら「Draw type」を[Textured]に変更し準備完了です。
なかなか本題のモデリングに入れず申し訳ないです。次回は必ず・・・。
> 人物(女性)のモデリング〈Mirrorモディファイヤ〉へ続く
モデリング
人物(女性)のモデリング〈テンプレート用三面図の作成〉
私の場合、六角大王Superでモデリングし、その後レンダリングまでの作業をBlenderで行うというのが定番となっている為、今日までBlenderでモデリングを行ったことがほとんどありません。しかしBlenderでのモデリングはかなり評判も良いので、今後も六角大王Superを使い続けるとは思いますが、それとは別に、覚えておいて損はないでしょう。・・・という事で今更ですがBlenderでのモデリングに挑戦してみたいと思います。
やはり制作するのは基本ともいえる人間キャラクター、もちろん男性では全く制作意欲が湧かないので女性を。六角大王Superで作成した女性の顔の続きという事で・・・。
モデリングを始める前に、形状の把握も含め人体(女性)の三面図を作成しました。では次回、こちらをテンプレートとしてモデリングを行っていきたいと思います。
一応今回制作した人体(女性)のテンプレート用三面図を「無料素材ダウンロード」ページにて配信しております。多少いい加減な部分もありますが、もしよろしければご活用ください。
> 人物(女性)のモデリング〈テンプレート(下絵)の設定〉へ続く